自主活動について

「ゆうがお」では定期口演や定期的な語り活動のほか、自主活動(ゆうがお会自主活動)も行っています。

 

*2023年12月21日定例会後に、反省会(忘年会)を持ちました。

 コロナ禍がまだまだ尾を引いてはいますが、皆で「今年も頑張りました。民話を楽しみました。」と報告しながら食事会を楽しみました。今年もまた一人、仲間を見送りました。すばらしい語り部でした。

*天平の丘公園散策2022.3.2

 コロナ感染症が猛威をふるっている中で、ゆうがおの皆は活動もなく、家の中に籠っていたところ、黒須会長の「明日、夜明け前にいらっしゃれる方だけで、散策しませんか?」の鶴の一声で、会員10名が集まりました。毎年桜の頃に、定期口演を行ってきた下野市天平の丘公園「夜明け前」は、私たちにとって特別なところです。古民家「夜明け前」の前庭では、梅の花が満開となっていました。

 午前中の数時間をかけて、ゆっくり天平の丘公園を散策しました。国分寺跡を訪れた時、たまたまいらっしゃった地元のボランティアの方から、甲山(かぶとやま)古墳についての説明を伺うことができました。出土した埴輪から、「被埋葬者は女性で、遠く都からこの地へ文化や技術を伝え運んできたのではないか?」と、推量できることなどを、お話しくださいました。ロマンを感じる素敵なお話で、皆しばし古の時へ思いを馳せることができました。有意義な時間を過ごし、民話語りへの情熱を再確認したのでした。



2021年12月16日(木)令和3年最後の定例会の日、コロナ禍も少し落ち着いていることもあり、久しぶりに昼食会を持ちました。ソーシャルディスタンスで着席できる広いお部屋を用意してくださったのは小山の福寿しさん。(記念撮影は、一瞬だけマスクを外させて頂きました。)

この日、男性陣の米寿、傘寿のお祝いもできました。みんな、とても良い笑顔です。

この二年、いろいろと制限のある中、語りの活動を細々と続けてこれたのも、民話語りに対する情熱と、仲間の結束があったからです。年齢・性別・個性様々なメンバーですが、本当に温かい和やかな雰囲気です。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


研修&紅葉狩り㏌塩原

 2021年11月8日(月)那須塩原、関谷もみじの郷(旧郷土資料館)にて、塩原のかたりべの皆さんによる民話語りを聴かせて頂きました。地域の方々により修復、保存された古民家で、懐かしい民話を堪能したあと、美味しいお蕎麦御膳を頂きました。コロナ禍で、皆外出を自粛していたこともあり、久しぶりに間近で民話語りに触れる喜びに浸りました。

 午後は、塩原温泉街から出ている紅葉観光バスに乗せて頂き、盛りの紅葉を見に行きました。塩原にゆかりのある日本文学とその作家について大変造詣の深いガイドさんの案内のもと、およそ2時間のバス旅では、とても充実した楽しい時間を過ごすことができました。


◎伝説の地を巡る(市内現地研修)

令和3年7月13日(火曜日)、梅雨の晴れ間を縫って、現地研修に出かけました。

先ずは、山百合が見頃の児山城。その後、地域の人々によって整備されている孝謙天皇神社、その南東に位置する篠姫、笹姫の塚を訪れました。

この日の朝、FMゆうがおでは、ちょうどこの「孝謙天皇神社」の語りが放送されたこともあり、皆、改めて女帝の物語を振り返ることとなりました。

小山にほど近い小金井地区古泉の馬頭観音です。

川西の薬師堂は、33年に一度の御開帳に合わせ、数年前に改修工事がなされたとのことで、朱色が鮮やかなお堂でした。

こちらの案内板にある光明皇后は、先ほど訪れた孝謙天皇神社に祀られている孝謙天皇の母君です。下野市の薬師寺、国分寺・国分尼寺なども、仏教を手厚く保護した聖武天皇、光明皇后、そのお子の孝謙天皇に深い所縁があることを、あらためて感じつつ、現地研修を終えました。

 

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◎令和2年10月11日(日)宇都宮市内の総合福祉センターで行われた川島明恵氏の語りを聴いてきました。

 川島明恵さんは、全盲の語り手です。民話ではなく童話や文学を語る(朗読)ストリーテラーでした。ジャンルは違いますが、聴き手に言葉を伝えるという神髄のところで多くを学ばせて頂きました。素晴らしい語りでした。6名で傾聴させていただきました。


◎令和2年1月23日(木)1月定例会でお蕎麦!(^^)!

令和2年1月の定例会は、下野市ふるさと道場において、メンバーの手打ちのお蕎麦をみんなで楽しく頂きました❤

昨年、新たに加わったメンバーも蕎麦打ちの名手で、会員の中に4名の蕎麦職人(?)を有することとなり、天ぷらも添えて、1月の定例会は大いに盛り上がりました。昨年も行ったこの手打ち蕎麦の新年会、毎年の恒例行事となることを切望します。


◎「テラブレーション平和の語り2019」~語りの小祭り㏌南三陸町~に参加しました♡

2019年11月30日(土)・12月1日(日)に開催された全日本語りネットワーク主催の語りのイベントにゆうがおからも7名参加しました。震災からの復興の様子を見せて頂き、改めて災害の恐ろしさ悲しさを想いました。そして、復興はまだまだ途上であることを目の当たりにしました。

南三陸ホテル観洋で行われた“語りの小祭り”には、90名近い語り手たちが集い、しづがわの民話をはじめとする沢山の語りを聴くことができ、語りの世界を堪能しました。


◎民話の故郷探訪 蓮華寺・孝謙天皇神社訪問

5月の定例会のある日の午前中、その日集まれた9名で蓮華寺を訪れました。

浄土真宗本願寺派のこのお寺は、「大蛇と姿川・思川」のお話に出てくる大蛇を、親鸞聖人が済度させたことに由来するお寺です。境内には、このお話を紹介する案内板やお話が流れる装置もあって、なかなか興味深いお寺です。お寺の裏手には、大蛇を祀った「蛇骨塚」もありました。古い桜の木が植えられており、かわいいさくらんぼがたくさん実っていました。

この後さらに北に向かい、孝謙天皇神社を目指しました。

孝謙天皇神社は、道鏡とともに東下りした孝謙天皇の侍女、笹姫、篠姫が持ってきた孝謙天皇の遺骨の一部が祀られているという神社です。境内はきれいに整備されていましたが、ひっそりとした佇まいです。孝謙天皇は、聖武天皇と光明皇后の内親王ですが、当時の女帝は未婚か未亡人と決められており、結婚することも子供を産むことも許されず、次の皇位継承において混乱をもたらすことになったようです。この神社について伝説を語るにあたり、孝謙天皇のことをもっと知っておかなければと、改めて思いました。


◎民話の故郷探訪🌸お花見ツアー「結城」

2019年4月、会員の中に結城から参加しているメンバーがおり、ガイドをお願いして結城を散策しました。結城は古い街で伝統もあり、重要な古刹もたくさんあることから一度訪れてみたい所でした。安穏寺・弘経寺・城跡歴史公園や、結城蔵美館などを訪れました。安穏寺は、那須の民話「九尾の狐」が殺生石となった後、錫杖を持って石を砕き、狐の怨念を成仏させたという玄翁和尚がおられたお寺です。

その他「首切り地蔵」「袖切橋」「七つ石」「木の葉経」「化け地蔵」など、結城には多くの民話が伝えられており、桜の美しい街並みを散策しながら、古に思いを馳せる旅となりました。


◎お話のふるさと取材~「出世のお守り」ツアー

20184月「出世のお守り」というお話のふるさとを求めて、真岡市久下田の芳全寺を訪れました。その後、二宮尊徳記念館や専修寺、無量寿寺などへも足を延ばし、桜を楽しみました。

 

 

民話や伝説のふるさとを実際に歩いてみると、そのお話への理解が深まるとともに、愛着もわき、より深い語りへと繋がります。今後もこのような活動は、続けていきたいと考えています。


第14回全日本語りの祭りプログラム
第14回全日本語りの祭りプログラム

◎全日本語りの祭りに参加しました

 平成30年(2018)9月30日から10月2日まで、那須高原ホテルサンバレーで開催された、NPO法人 全日本語りネットワーク主催の<全日本語りの祭り>に黒須会長を含め4名参加しました。全国から集まった語り手たちが、数ヶ所でテーマごとの語りを披露しあい、聞きあい、語り浸けの濃密な2泊3日を体験してきました。

 次回開催は、2年後、2020年、石川県片山津温泉で、とのことです。

 


*下野市内伝説の地巡り(南河内地区①)H29.6.29(木)

  参加者9

  鉄火の裁判の碑(鉄火の裁判)⇒龍興寺(鑑真和上の碑・道鏡塚)⇒吉田が池(片目の鯉)⇒雷電神社(天狗山の天狗・小島天狗)⇒薬師寺八幡宮⇒下野薬師寺(戒壇院)⇒歴史館

*下野市内伝説の地巡り(南河内地区②)H29.8.31(木)

  参加者6

  歴史館⇒永井(会員)宅⇒三昧場(三昧場と玉椿)⇒地蔵山⇒藤麿の墳(藤麿の白藤)⇒下野薬師寺(戒壇院・六角堂)

  ⇒歴史館

*ゆうがお女子会「歌舞伎」鑑賞会   H29.8.17(木)歌舞伎座

*ゆうがお女子会「能と狂言」鑑賞会  H29.9.18(月)宇都宮市文化会館

*下野薬師寺「エゴマ燈明の会」参加  H29.9.30(土)

*「SLに乗って茂木民話語りを聞きに行こう!」~「茂木民話の会口演会」を訪ねて H29.10.28(土)

  参加者10

*「出世のお守り」ツアー       H30.4.5(木)真岡市

 

*「ゆうがお」ふるさと探訪お花見ツアー:結城市  H31.4.2(火)