民話語り部の会『ゆうがお』は、栃木県下野市を中心に民話や伝説を語るボランティア活動をしています。メンバーは、17名(男性6名▪女性11名)で、下野市および近郊の小山市・結城市・栃木市・壬生町から参加しています。主な活動場所は、市内の小学校や地域ふれあいサロンなどで、語りを通して民話の心を伝えていきたいと考えています。
子どもたちに向け定期的に語っているのは、 国分寺小学校の「朝がたり」、石橋小学校の「昼がたり」、緑小4年生への民話語りや、夏休みの各学童クラブなどのほか、依頼に応じて民話を語っています。特に子どもたちには、地域の伝説などを多く取り入れて語り、郷土への愛着や興味を持ってもらいたいと考えています。
地域の大人の方々に対しては、下野市のポッポ館やきらら館デイサービス、通古山サロン「元気か~い」、「グリーンクラブ茶話会」、小山いきいきふれあいセンター「さくら」及び「羽川」、オレンジカフェ等々で、懐かしい民話を語り、楽しんでいただき、穏やかで和やかな時間を共有しています。
また、下野市グリムの館で毎年6月の第一日曜日に行われている【グリムのおはなしフェスト】に出演して、小さなお子様やそのパパやママたちに、グリム童話や日本の民話を語り、楽しんでいただいています。
私たち民話語り部の会『ゆうがお』は、民話が好き、語るのが好き、民話を聞いて喜んでいただくのが何よりも好きなボランティアサークルです。聞いて下さる方に良い語りをお届けしたいと、日々研鑽を積んでいます。
ますます活動の場を広げたいと思います。興味ある方、お気軽にお問い合わせください。
下野市内で放送されているFMゆうがおの朝の番組「さわやかスタジオ879」の火曜日パーソナリティ加藤潤子さんの番組内で、「ゆうがおの畑」という地域に伝わる民話や伝説を通して、下野市を紹介しようというコーナーが令和3年4月6日(火)より始まりました。
このコーナーで、私たち民話語り部の会ゆうがおの語りを取り上げて下さることになりました。来週4月13日(火)より9月まで、毎週1話ずつゆうがおメンバーの語りが放送されます。下野市の伝説を中心に、近隣の昔話なども語らせていただく予定です。
7時から8時55分までの番組ですが、「ゆうがおの畑」は、毎週火曜日午前8時15分ごろの放送になります。お時間がございましたら、どうぞお聞きください。
*令和4年10月の放送より、水曜日午前8時15分ごろからの放送に変わりました。引き続きよろしくお願いいたします。
◎民話語り部の会ゆうがお15周年記念行事について
私たちゆうがおは、2020年春結成15周年を迎えました。この年の春、15周年記念行事として語りの会を設け、お世話になった皆様をお迎えしようと計画・準備をしておりました。あいにく、この度のコロナウイルス感染症蔓延いわゆるコロナ禍により、開催を断念せざるを得ませんでした。そして今も世の中は、語りの会を設けられるような状況にはありません。メンバーは大いに落胆していたのですが、この春、毎年口演会を開いていた古民家”夜明け前”をお借りして、語りの模様をビデオ撮影することができました。この度、これを一枚のDVDディスクとして作成、会員に配付することで、15周年記念といたしました。「一日も早く、聴き手の前で語りたい」と、思いを新たにしているところです。
*FMゆうがおでの語りを録音し、CDを作成しました。
令和5年度定期口演を、5月7日(日曜日)に下野市グリムの森内のグリムの館にて開催する予定です。開演は午前10時となります。
会員一同情熱を込めて、地元の伝説や懐かしい昔話を語らせて頂きます。
お時間がございましたら、どうぞお立ち寄りください。
令和5年度定期口演は、盛況にて無事終了することが出来ました。
◎FMゆうがおで、インタビューを受けました。
令和5年5月5日(金)お昼の放送で、会長の黒須と長澤がパーソナリティの加藤潤子さんから、民話語りについて、5月7日(日)の定期口演についてインタビューを受けました。短い時間でしたが、私たちの活動の様子、民話語りへの思いを伝えることができました。
私たちは2020年で、語り部の会結成15周年を迎えることができました。そこで今年は、民話語り部の会「ゆうがお」の定期口演会を、「15周年記念口演」として5月にグリムの里「グリムの館」にて開催することを予定し、準備を重ねておりました。けれども、世界的大流行となっている新型コロナウイルス感染症の渦の中で、断念することになりました。
来年、平穏な日々が戻っていることを信じて、2021年に延期いたします。志も新たに、皆で精いっぱいの語りをご披露すべく日々精進してまいります。
私たちの多くは、祖父母や身近な大人たちから民話を聞いて育った世代です。これからの子どもたちにも、そんな楽しい温かい思い出を引き継いで育ってほしいと願っています。
季節に合わせたお話や、ほこっと心が温かくなるようなお話を選んで語るようにしています。
お年寄りの前で語るとき、どんなお話が喜んでいただけるか、愉しんでいただけるかいろいろ考えて語っています。
時々、お話の途中でうなずいて下さったり、熱心に耳を傾けて聞いて下さると、語り手も乗りに乗って語ることができます。語るほうにも楽しい時間となります。
2019年6月2日(日曜日)、下野市グリムの館にて開催された【第22回グリムのおはなしフェスト】に参加しました。グリム童話の中から「こびとのくつや」、日本の民話から「神様がくれた足」「鬼のおなか」「おむすびころりん」「猿の生きぎも」を語りました。この会はお父さんお母さんに連れられた幼い子どもたちが多く、私たちも普段よりちょっと子供たちを意識して語ります。いっしょに掛け声をかけたり、聴衆に問いかける場面があったり・・・。会場を巻き込んで、和やかで楽しい語りの会となりました。
この活動は【第12回グリムのおはなしフェスト】より参加しており、これで11回目の参加となりました。
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